ほんとうにお気に入りだったお店が閉店してしまうととても残念で悲しい気持ちになる。心にぽっかり穴が空くような…。
ここ「たちきゅう」さんも、そのひとつだった。2018年に気がつくと閉店となっていたのだ。
それが2022年、和寒に場所を替えて復活と知ったときは飛び上がるほど嬉しかった‼
いろいろ事情があって和寒方面になかなか行けなかったが、今回「たちきゅう」さん訪問だけを目的にハンドルを握ると決めた‼
(といっても、そこまで遠いわけじゃないんだけど…)


11時ちょっと前に営業中の幟が立ち入店すると、煮干しの良い香りがふわ~と立ち込めている。じんわりと期待感が湧いてくる。
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「醤油ラーメン」(800円)
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(ああ、この味‼)
何ともまろやか、単にコッテリとかじゃなくマイルドな舌触りのスープ♫
魚介系も感じるが、風味というよりその「旨味」が効いてる印象で、これがここの魅力のひとつなんだと改めて納得する。
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この赤丸レンゲも懐かしい…。士別のお店にお邪魔したときを思い出すなぁ。

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麺は自家製麺で、敢えてカタメンコールはせずデフォで頂く。
ちゅるっと食感がまた堪らない💦スープと絡めてじっくり味わう。
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チャーシューはしっとり食感♬もしかして低温調理?ってくらいしっとりで、これまたスープにヒタヒタしつつごはんに乗せて‼

「ごはん(セルフ)」(120円)
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このごはん、お茶碗は小さいが自分で好きなだけ盛るスタイル。それで120円は今どき奇跡の価格といっていい。もっと若かったら倒れそうなくらい盛ってたかも⁉


表現しきれない深~い味わいで、最後まで余さず味わいつくそうと努力しながら完ツユする感じ(笑)
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会計時、店主さんにも声掛けさせていただいた。
忠和のお店を閉められた際は信じられずにお店までこの目で確かめに行ったことや、小さい子連れでも気配りがされていてありがたかったこと、
同行のカミさんは、東京からきた友達も連れて行って味わってもらったなど、いろいろ思い出が甦ってくる。
時を経てまたこの味に出会えたことに感謝しつつ、お店をあとにする。
しみじみ味の余韻に浸りながら、今来た道を戻るとしよう‼
ごちそうさまでした♫

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〒098-0133 北海道上川郡和寒町北町36