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8月25~26日、帯広方面を家族で旅行した。特に何がお目当てというわけでもないが、一度行ってみたいと思っていた。
いつものようにその土地で人気のラーメンも食べてみたいとは漠然と考えていたが、職場の仲間に「帯広に行ったら豚丼でしょう!!」と言われ、(まあ折角だし…)と思い直して「ぶたいち」というお店に入ってみた。
某番組のグルメコーナーでも紹介されたという、バラとロースの入った「ミックス豚丼」を注文。子供達の口にも合う甘辛いタレに、炭火香る美味しいお肉でなかなかイケる。肉だけならビールにも合いそうだ。ただ…。
確かにどんな人にも好まれる確立された料理ではあると思うが、食べ歩くものではない気がする。食べたいと思ったときに食べれば満足かな?といった印象だ。なぜならこの手の料理は、上質なお肉を砂糖と醤油ベースのタレで味付けし、炭火で程よく炙れば大体どこも同じような仕上がりになるように思うのだ。
それに比べるとラーメンは、例え同じ材料を使ってもダシを取る際の火加減や材料を入れる順番などでガラっと味や風味まで変わってしまう。お店によって味も千差万別であるのだ。そこに「食べ歩く楽しさ」があるのである。
翌日のお昼、やはりラーメン店に入ったのは言うまでもない…。